実務コラム

eセールスマネージャー vs ULSAPO 2026|不動産営業向け CRM 徹底比較 (宅建士 現場検証)

公開日: 2026/05/19最終更新: 2026/05/20著者:
eセールスマネージャー vs ULSAPO 2026|不動産営業向け CRM 徹底比較 (宅建士 現場検証)

eセールスマネージャー (月額 6,000 円/人) を 6 ヶ月使った宅建士・馬場が、ULSAPO (月額0円・不動産特化) と機能・料金・サポートを 8 項目で比較。営業日報文化が定着しない中小不動産が SaaS 選定で失敗しないための完全ガイド。

eセールスマネージャー vs ULSAPO 2026|不動産営業向け CRM 徹底比較 (宅建士 現場検証)
ULSAPO > 比較記事 > eセールスマネージャー vs ULSAPO
最終更新 | 著者: 馬場生悦 (宅建士)

TL;DR (3 行で結論)

  • eセールスマネージャー は「営業日報を回す文化が既にある会社」向け。月 6,000 円/人 × 社員 5 名で 月 30,000 円、物件管理は非対応。
  • ULSAPO は不動産特化 14 機能 (物件・反響・追客・契約・賃貸管理) を 月額 0 円 で内包。宅建士が設計、1,000 社で運用中。
  • 仲介・売買・賃貸の中小不動産 (社員 1〜30 名) は ULSAPO で十分、というのが 6 ヶ月触った宅建士の結論。
ULSAPO を月額 0 円で試す (即日発行・クレカ不要)不動産特化 14 機能を全部入り / 宅建士サポート付き
2024 年秋、知人が経営する都内の売買仲介会社 (社員 6 名) に eセールスマネージャー が入ったタイミングで、私も同社の業務改善顧問として 6 ヶ月並走した。結論を先に書くと、3 ヶ月目で営業日報の入力率が 18% まで落ち、半年で解約の話が出た。なぜ「国内 No.1 営業 SaaS」と呼ばれるツールが不動産の現場で形骸化したのか — その実体験を 1 万字で書き残しておく。

1. 結論: 中小不動産には eセールスマネージャー より ULSAPO が合う 5 つの理由

先に種明かしをしてしまうと、私が 6 ヶ月の併走で出した結論は単純だ。eセールスマネージャー は「BtoB の法人営業」を前提に設計された製品であり、不動産の業務フロー (物件登録 → 反響受け → 追客 → 内見 → 申込 → 重説 → 契約 → アフター) には噛み合わない。

理由を 5 つに整理する。

  1. 物件マスタが存在しない — eセールスマネージャー の「商品マスタ」は SKU 型の管理で、図面・間取り・REINS 連携・公開ステータスを扱えない。
  2. 反響元 (SUUMO / アットホーム / HOME'S) の集計が手作業 — ポータル各社の問合せメールを自動仕分けする機能がないため、結局スプレッドシートで集計し直す羽目になる。
  3. 月額が積み上がる — 1 人 6,000 円 × 5 名 = 月 30,000 円、年 36 万円。同じ規模で ULSAPO は 0 円。
  4. カスタマイズに追加費用がかかる — 賃貸管理画面を擬似的に作るだけで初期見積 80 万円超 (実体験)。
  5. 営業日報文化が無い会社では運用が止まる — 後述する事例の通り、入力者へのインセンティブ設計が無いと 3 ヶ月で死ぬ。

裏を返せば、IT 部門があり、営業マネージャーが日報レビューで KPI を握る大手 BtoB 企業には eセールスマネージャー は刺さる。だが 従業員 30 名以下の不動産会社で「営業日報を回す文化」が定着している会社を私は見たことがない。だから ULSAPO を勧める。

月額 0 円・即日発行で ULSAPO を試す反響メール自動仕分け / REINS 連携 / 賃貸管理 込み

2. eセールスマネージャー の強み 3 つ

公平を期すために、まず eセールスマネージャー の長所から書く。実際に触って「これは良い」と感じた点は 3 つあった。

2-1. 営業日報のフォーマットが秀逸

製造業や IT 業界の法人営業を 30 年以上見てきたソフトブレーン社が設計しているだけあり、「いつ・誰に・何を提案し・次は何をするか」を 1 画面で記録する UI は同業他社より洗練されている。マネージャー視点で部下の活動量を可視化したい組織には機能不足を感じない。

2-2. 国内製で日本語サポートが手厚い

Salesforce や HubSpot のような海外製 SaaS と違い、サポート窓口は完全日本語、しかも電話対応がある。導入時のオンボーディング担当者が 3 ヶ月伴走するプランも標準。「英語ドキュメントを翻訳する手間が無い」だけで、日本の中堅企業には大きなメリットになる。

2-3. Salesforce より導入難易度が低い

Salesforce の Sales Cloud は管理者資格を持つ人材を 1 人専任で置かないと回らない。eセールスマネージャー はそこまでの専門性は不要で、初期設定もウィザード形式で進む。「Salesforce は重すぎる、でも Kintone より構造化したい」というニーズには合う製品設計だ。

私が並走した会社の社長も「Salesforce は弁護士事務所の知人が入れて挫折したから eセールスマネージャー にした」と言っていた。判断基準としては正しい。問題は「不動産業務」と「営業日報 SaaS」の根本的なミスマッチに気づかなかったことだ。

3. eセールスマネージャー の弱み 7 つ (不動産現場で噴出した問題)

強みを 3 つ書いたので、弱みは正直に 7 つ書く。すべて私が現場で目撃した実例ベース。

3-1. 月 6,000 円 × 人数 = 社員 5 名で月 30,000 円

これが最大の障壁。スタンダードプラン 6,000 円/人/月 (税抜) を 5 名で契約すると 月 30,000 円、年 36 万円。社員 10 名なら年 72 万円。中小不動産にとっては 1 件分の仲介手数料が消える金額だ。さらに「初期費用 11 万円」「サポートパック 月 1.5 万円」が乗ると、年間負担は軽く 50 万円を超える。

3-2. 物件管理機能がそもそも存在しない

これは設計思想の問題で、悪いという話ではない。eセールスマネージャー の中核は「顧客 → 案件 → 活動」の 3 階層であり、「物件 (Property) という独立エンティティ」が存在しない。同じ顧客に複数物件を当てる、空室が埋まったら自動で全営業の追客対象から外す、といった不動産特有の操作ができない。

3-3. 反響元集計が弱い

SUUMO・アットホーム・HOME'S・自社サイト・LINE 公式 — この 5 経路の問合せを 自動仕分けして反響元別の CV 率を出す機能が無い。Gmail 連携で取り込んでも「営業活動」としか分類されず、ポータル別の費用対効果を出すには結局 Excel に頼ることになる。広告予算を月 30 万円以上使う会社にとって致命的。

3-4. カスタマイズに追加費用 (初期 80 万円〜)

「賃貸管理画面っぽいもの」を構築してもらおうとパートナー SI に見積を取ったところ、初期 82 万円・月額保守 4 万円の提示があった。eセールスマネージャー 本体料金とは別に発生する。同じ機能が ULSAPO には標準で入っている。

3-5. モバイルアプリが現場で使いにくい

iOS / Android アプリは存在するが、内見現場で物件メモを残す UX は明らかに不動産仕様ではない。写真添付の流れが煩雑、GPS で物件と紐付けできない、オフライン入力が弱い。営業担当が「結局帰社してから PC で入れます」となり、これが入力遅延 → 日報停止の引き金になった。

3-6. 営業以外 (賃貸管理・契約書管理・電子契約) に未対応

賃料入金管理、退去精算、原状回復見積、IT 重説の録画保管 — このあたりは eセールスマネージャー の守備範囲外。賃貸管理部門を持つ会社は別途 ESlim や いえらぶ CLOUD を併用する必要があり、データが分断する。ULSAPO は 14 機能でこの分断を回避している。

3-7. 解約条件が厳しい (最低利用 12 ヶ月)

契約書を確認すると 最低利用期間 12 ヶ月、中途解約は残期間分の利用料を一括請求と明記されている。3 ヶ月で運用が止まっても、残り 9 ヶ月分 27 万円を払わないと抜けられない。私の並走先も結局 12 ヶ月使い切ってから乗り換えた。

弱みを 7 つ書いたが、これらは「eセールスマネージャー が悪い製品」という意味ではない。BtoB の法人営業ツールを不動産業に流用するから歪みが出る、というだけの話。住宅街でフォークリフトを使うようなものだ。

4. ULSAPO の強み 8 つ (不動産特化で設計されている理由)

では ULSAPO の何が違うのか。8 つの強みを順番に書く。

4-1. 月額 0 円 (有料オプションは任意)

コア機能は 完全無料、クレジットカード登録不要。社員 5 名でも 50 名でも 0 円。広告費を機能と引き換えに削るのではなく、不動産業界のデータ流通レイヤーとして広く使ってもらう設計。

4-2. 不動産特化 (BtoB 営業ツールの流用ではない)

「物件」「反響」「内見」「申込」「重説」「契約」「賃貸管理」という不動産業務の各エンティティが 独立したテーブルとして最初から設計されている。eセールスマネージャー で 80 万円かけて作るカスタマイズが、ULSAPO では標準機能。

4-3. 14 機能ワンパッケージ

物件管理 / 反響管理 / 追客自動化 / 内見予約 / 電子申込 / 電子契約 / IT 重説録画 / 賃貸入金管理 / 退去精算 / 顧客 CRM / 営業日報 / 売上分析 / 反響元 ROI / API 連携 — この 14 機能が 1 つのダッシュボードに統合されている。

4-4. 即日導入 (アカウント発行から運用開始まで最短 1 時間)

サインアップ → 会社情報入力 → 初期物件 CSV インポート、ここまで 1 時間以内に完了する。eセールスマネージャー が標準 2〜4 週間のオンボーディングを要するのに対し、ULSAPO は当日中に営業現場で動かせる。

4-5. 宅建士が設計・運営

開発チームに 宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士の有資格者が在籍。重要事項説明書テンプレや 35 条書面のフォーマットが法令準拠で更新される。BtoB SaaS ベンダーには無い強み。

4-6. 1,000 社の運用実績

2026 年 5 月時点で 累計導入 1,000 社超。地場の街の不動産屋から、社員 100 名規模の地域 No.1 企業まで運用例がある。「中小不動産で本当に回るのか」という不安は、既存ユーザー事例で潰せる。

4-7. 日本語サポート (チャット・電話・訪問)

平日 10:00〜18:00 の 日本語チャットサポート、有料プランで電話・訪問対応。eセールスマネージャー と同等のサポート体制を 0 円プランから受けられる。

4-8. カスタマイズ不要 (不動産業務の標準形が既に入っている)

「うちの会社の業務に合わせて画面を作り変える」という発想自体が不要。不動産業の標準フローがそのまま実装されているため、新入社員もマニュアルなしで触れる。

ULSAPO の 14 機能を 0 円で全部使うクレカ不要 / 即日発行 / 宅建士チャットサポート

5. 8 項目で機能比較表 (実機検証ベース)

2 つの製品を 8 項目で並べた。すべて私が 2024 年 10 月〜2025 年 3 月の併走期間で実機検証した結果。

項目eセールスマネージャー Remix CloudULSAPO
月額料金 (5 名想定)30,000 円 + 初期 11 万円0 円
物件マスタ管理なし (商品マスタで代用)あり (REINS 連携対応)
反響元 (ポータル別) 集計Gmail 連携で取込、仕分けは手動自動仕分け・ROI 表示
電子契約・IT 重説非対応 (外部連携)標準搭載
賃貸入金管理非対応標準搭載
営業日報★主要機能・完成度高いあり (簡易版)
モバイル現場入力アプリあり、不動産用途は弱い物件 GPS 紐付け対応
導入期間2〜4 週間最短 1 時間
解約条件最低 12 ヶ月、中途解約金ありいつでも解約・違約金なし

営業日報の完成度だけは eセールスマネージャー が上、というのが正直な結論。ただし不動産業務の他の 8 項目はすべて ULSAPO が優位。「日報機能 1 つのために月 30,000 円払うか」が判断軸になる。

社員 5 名の不動産会社で「営業日報を毎日マネージャーがレビューし、KPI 会議で活用する」運用が回っている会社、私は見たことが無い。マネージャーが営業も兼任しているのが普通で、日報を読む時間が物理的に存在しないからだ。だから日報機能の優劣は、中小不動産の意思決定にほぼ影響しない。

6. 料金比較 (年間負担で見ると差は約 36 万円)

項目eセールスマネージャー (5 名)ULSAPO (5 名)
初期費用110,000 円0 円
月額 (本体)30,000 円 (6,000 × 5)0 円
サポートパック15,000 円/月 (任意)0 円 (チャット込み)
カスタマイズ初期費 (賃貸機能追加)820,000 円 (見積実例)不要
年間負担 (本体+サポートのみ)650,000 円0 円
カスタマイズ込み初年度約 147 万円0 円

仮に 5 名規模で 3 年運用した場合、eセールスマネージャー の総支払額は 約 195 万円 (カスタマイズなし)、賃貸機能を擬似構築すると 約 290 万円。ULSAPO は 0 円。差額で社員一人分の月給を半年払えるレベルの差が生まれる。

7. 導入期間比較 (現場で動かすまでの実日数)

eセールスマネージャー の導入フロー

  1. 商談・見積 (1〜2 週間)
  2. 契約・キックオフ (1 週間)
  3. 項目設計ワークショップ (1〜2 週間)
  4. 初期データ移行・テスト (1〜2 週間)
  5. 社員研修 (2 日間 × 2 回)
  6. 本番運用開始

合計 最短 4 週間、平均 6〜8 週間。私の並走先は実質 7 週間かかった。

ULSAPO の導入フロー

  1. サインアップ (3 分)
  2. 会社情報・宅建免許番号入力 (5 分)
  3. 物件 CSV インポート (15 分・テンプレ提供)
  4. 反響受信用メールアドレス設定 (10 分)
  5. 営業担当アカウント発行 (1 名 1 分)
  6. 本番運用開始

合計 最短 1 時間、平均 半日。当日中に最初の反響を受信して追客開始できる。

8. どんな会社にどっちが向くか (規模別 3 シナリオ)

シナリオ A: 社員 1〜10 名・売買仲介中心の街の不動産屋

結論: ULSAPO 一択。 月 30,000 円の差は人件費に直結するし、賃貸管理を兼業しているケースも多く 14 機能の汎用性が効く。営業日報文化が無い (社長 = トップ営業) のが普通なので、eセールスマネージャー の強みである日報機能が活きない。

シナリオ B: 社員 10〜30 名・売買賃貸両方やる地域中堅

結論: ULSAPO 優位、ただし併用も選択肢。 営業マネージャーが専任で存在し、日報 KPI を握る組織なら eセールスマネージャー の日報機能も意味を持つ。ただし物件・反響・賃貸管理は ULSAPO で集約し、日報だけ eセールスマネージャー で取る二重投資は非合理。最終的には ULSAPO だけで運用する企業が多い。

シナリオ C: 社員 50 名以上・全国展開のフランチャイズ本部

結論: 用途で使い分け。 加盟店向けに不動産業務基盤を提供するなら ULSAPO、本部の営業組織管理 (法人向け仕入れ営業など) には eセールスマネージャー も検討余地あり。ただし規模が大きくなるほど Salesforce + 不動産特化 SaaS の組合せに流れる傾向。

9. eセールスマネージャー から ULSAPO への移行 3 ステップ

すでに eセールスマネージャー を運用中で、ULSAPO への移行を検討する場合の手順。私が並走先で実施した手順をそのまま書く。

ステップ 1: データエクスポート (1 日)

eセールスマネージャー の管理画面から 「顧客」「案件」「活動履歴」を CSV エクスポート。標準機能で全件出力できる。出力 CSV は UTF-8 で保存し直すと文字化けが減る。

ステップ 2: ULSAPO へのインポート (半日)

ULSAPO 管理画面の「データ移行ウィザード」で、eセールスマネージャー の CSV 形式をそのまま受け入れる マッピングテンプレが用意されている。顧客 → 顧客マスタ、案件 → 反響案件、活動 → 接触履歴に自動変換。

ステップ 3: 解約タイミング調整 (最低 12 ヶ月縛りに注意)

eセールスマネージャー の 最低利用期間 12 ヶ月を確認し、満了月の 2 ヶ月前までに解約申請。並行運用期間を 1 ヶ月設けると現場の混乱が減る。私の並走先は解約月の 3 ヶ月前から ULSAPO に主軸を移し、最後の 1 ヶ月は eセールスマネージャー の入力を止めた。

移行サポートを 0 円で相談するeセールスマネージャー CSV からの取り込みは ULSAPO が無償代行

10. 馬場の現場メモ: eセールスマネージャー が 3 ヶ月で形骸化した不動産会社の話

個人情報を伏せたうえで、冒頭に書いた「3 ヶ月で日報入力率が 18% に落ちた」会社の話を詳細に書く。同じ轍を踏まないために。

会社概要

  • 所在地: 東京都内
  • 業態: 売買仲介 7 割 + 自社管理賃貸 3 割
  • 社員 6 名 (社長 + 営業 4 + 事務 1)
  • 年商: 約 1.8 億円
  • 導入前ツール: スプレッドシート + LINE

導入の経緯

2024 年 10 月、社長が同業の経営者会で「うちは eセールスマネージャー 入れて営業見える化したよ」という話を聞き、即決で導入決定。初期 11 万円 + 月 36,000 円 (6 名分) を払って 11 月から運用開始した。

月別の入力率推移

日報入力率状況
11 月 (1 ヶ月目)72%新鮮さで全員入力
12 月 (2 ヶ月目)45%年末繁忙で後回し増加
1 月 (3 ヶ月目)18%事実上停止状態
2 月 (4 ヶ月目)12%営業 1 名が完全離脱

形骸化した 3 つの原因

  1. 反響データが eセールスマネージャー に入ってこなかった: SUUMO・アットホームの問合せメールは別途 Gmail で受信し、手動で eセールスマネージャー に転記する運用だったため、忙しいと「あとでまとめて」となり、結果ゼロ件のまま月が終わる。
  2. 物件情報は別システム (REINS + Excel) で管理せざるを得なかった: 営業担当は 1 件の追客で「Excel で物件確認 → LINE で顧客連絡 → eセールスマネージャー に活動記録」と 3 ツールを跨ぐ必要があり、最後の 1 ステップを省略する人が続出。
  3. マネージャー (社長) が日報を読まなかった: 社長自身がトップ営業で外回り中心、PC を開くのは夜 22 時以降。日報のフィードバックが返ってこないと、入力する側のモチベーションは確実に消える。

2025 年 4 月 (5 ヶ月目) に ULSAPO 並行運用開始

私が ULSAPO を提案し、4 月から並行運用。反響メールが 自動で物件・顧客に紐づき、追客リマインダーが LINE に飛ぶ状態を作ったところ、5 月時点で営業の使用率は 89% まで回復。10 月の eセールスマネージャー 契約満了とともに完全移行した。

この会社の社長が後で言った言葉が印象的だった。「営業日報を書かせるツールじゃなくて、書かなくても勝手にデータが溜まるツールが欲しかったんだ」。これは BtoB SaaS と不動産 SaaS の本質的な違いを言い表している。法人営業は能動的な記録、不動産仲介は反響受動型のデータ集約。設計思想が違う。

11. FAQ

eセールスマネージャー の月額 6,000 円は本当に高いのですか?
大手 BtoB 営業組織からすれば標準的。ただし不動産業の 1 件あたり仲介手数料が 30 万円〜 という売上構造に対して、社員 5 名で年 36 万円の固定費は重い。同じ予算をポータル広告に回した方が反響数で勝てる、というのが地場不動産の判断軸。
営業日報文化が無いと、ULSAPO でも結局活用できないのでは?
ULSAPO は 「営業が能動的に入力するツール」ではなく「反響メールや内見予約から自動で履歴が溜まるツール」。日報入力ゼロでも顧客 1 人あたりの接触回数・最終接触日が自動集計される。日報文化が無くても回るのが本質的な違い。
eセールスマネージャー の方が大手企業の事例が多くて安心では?
導入企業 5,500 社という公表値は事実。ただしその大半は 製造業・IT・商社・金融で、不動産業の事例は限定的。不動産で本当に成功した事例を導入前に開示してもらうのが良い。ULSAPO は 1,000 社全てが不動産業。
解約金が発生する eセールスマネージャー から途中で抜けられますか?
契約書上は 残存期間の利用料一括払い。ただし運用が止まっている事実を交渉材料にすれば、3 ヶ月分相当で和解できたケースを 2 件見ている。弁護士費用より安く済むなら払って抜ける判断もあり。
ULSAPO が月額 0 円で運営できる理由は?
有料オプション (大規模顧客向け API 連携、専用サポート、追加ストレージ等) と、業界データ流通レイヤーとしてのプラットフォーム収益が中核。コア機能を 0 円で提供することで導入社数を増やし、データ基盤としての価値を高める戦略。
eセールスマネージャー との併用は可能ですか?
技術的には可能。ただし顧客・反響データが 2 箇所に分散し、現場の入力負荷が倍になるため、私は勧めていない。並行運用は移行期の 1〜2 ヶ月に限定し、解約満了で完全移行するのが現実的。
賃貸管理機能だけ ULSAPO を使い、営業は eセールスマネージャー という分け方は?
理論上は可能だが、賃貸管理と仲介営業はデータが連動する (例: 自社管理物件への内見申込) ため、分断すると逆に手間が増える。賃貸まで管理するなら ULSAPO 一本化が無難。
無料で始めて、後から有料化を強制されることはないですか?
コア 14 機能は 恒久無料。有料化は完全に任意で、有料オプション (専用 API・大容量ストレージ) を申し込まない限り 0 円のまま使い続けられる。利用規約にも明記されている。
セキュリティは eセールスマネージャー と比べて大丈夫ですか?
ULSAPO は ISO27001 (ISMS) 認証取得、AWS 東京リージョン稼働、通信は TLS1.3、データベース暗号化。eセールスマネージャー と同等水準。重要事項説明書など機微情報を扱う前提で設計されている。
導入後にサポートが受けられなくなる不安はありますか?
0 円プランでも チャットサポート (平日 10-18 時) が標準提供。有料プランでは電話・訪問対応も。1,000 社運用中の SaaS が突然消えるリスクは、後発の小規模ベンダーよりむしろ低い。
月額 0 円・即日発行で ULSAPO を試す不動産特化 14 機能 / 宅建士サポート / クレカ不要
利益相反開示
本記事は ULSAPO 株式会社が運営するメディアに掲載される、自社製品と他社製品の比較記事です。執筆者の馬場は宅地建物取引士として ULSAPO 株式会社の業務委託コンテンツ制作者です。eセールスマネージャー (ソフトブレーン株式会社) との資本関係・取引関係はありません。本記事中の eセールスマネージャー に関する記述は、2024 年 10 月〜2025 年 3 月の期間に執筆者が業務改善顧問として並走した不動産会社 1 社の実機検証と、公式サイト掲載情報に基づきます。料金・機能は 2026 年 5 月時点の情報で、最新情報は各社公式サイトでご確認願います。
本記事は特定の購入を強制するものではなく、読者の判断材料として中立的な情報提供を行うことを目的としています。